VisualStudio2010 Flex開発アドイン Amethyst

VisualStudio2010で、Flexの開発ができるようになる、アドイン?とはいわないのかな?
英語だけどね。
まぁ、わかるでしょ。
有償だけど60日間は試用できる。

この辺からダウンロード。

http://www.sapphiresteel.com/Products/amethyst-ide/article/amethyst-product-page

とうぜん、FlexSDKも必要。
あと、Javaのランタイムかな?Flexコンパイルに必要みたい。
まぁ、この辺はダウンロードページに書いてあるから。


Amethystをインストールすると、プロジェクトの新規作成で、
Flex関連のプロジェクトが作れるようになる。

とうぜん、マウスでドラッグアンドドロップ
画面を作ることができるし、
コードで作ることもできる。
FlashBuilderにあるコントロールはそろっている。
Flex3としてもFlex4としても作れるのだが、
デザイン画面は3のスタイルまたは4のスタイルで
ちゃんと表示される。

生成されたコード。
属性などの細かい調整はこちらですることになる。
もちろん、デザイン画面でマウスで調整したり、
プロパティウィンドウに数値を入力したり、
普通に.NETでの開発と同じ感覚で作れる。

FlashBuilderではデザイン画面のボタンコントロールでダブルクリックしても、ボタン表面のテキストが編集できるだけだが、こちらの場合はイベントハンドラを自動生成してくれる。
VBC#などでずっと開発してきた人には普通の動きで、わかりやすいと思う。
FlashBuilderでも、ボタンを右クリックで、イベントハンドラ作成メニューが出るのは知っているが、直感的ではない。

コンポーネントか、アプリケーションかによって変わるのかもしれないが、ダブルクリックして自動生成されたコードはデザイナ用のMXMLファイルに出力される。もちろん、手で直すこともできるが、見た目的には.NETでのファイル構成と似ているのでわかりやすい。

セットアップ後、Flexのプロジェクトを新規作成して、デザイン画面を開いてもVisualStudioのツールボックスが表示されないことがある。
これが環境のせいなのか原因はわからないが、FlexSDKをインストール(ダウンロードしたzipをどこかに解凍)してあるのであれば、Flexはみれるはず。
FlexSDKのパスや各種設定は、ツールメニューのオプション配下にある。

もし、デザイナを開いてもツールボックスにコントロールが表示されない場合は、
Amethystメニューの、Component Managerを開くと、以下の画面が表示される。
ここで、Set Defaultボタンを押下すると表示されるようになる。

使ってみて。
インテリセンスはFlashBuilderより優秀。
また、importを書いていなくても、インテリセンスが効き、
さらに自動でimportが追加されるので、MXMLのコーディングをしていても
.NET並に生産性が高い。
MXMLにしろ、ASにしろ、コードを書いている分にはamethystのほうが作りやすいかもしれない。

ただ、たまに挙動がおかしい。
デザイン画面でも画面が表示されなくなったりする。
これはFlashBuilderでも起こることなので、SDKそのものの問題かもしれない。

マウスでのデザイン画面の動きは、どうもFlashBuilderのほうがいいかもしれない。

実行は普通に感覚的にできる。
なにも設定しなくても、F5や実行ボタンで実行でき、ブラウザで表示される。

まだまだ使っていない機能がたくさんある。
リファクタリングなどもそのひとつ。

とりあえず、Eclipseベースとはいえ、FlashBuilderは機能がたりなくて不満が多い。
なぜCTRL+SHIFT+MやOすら使えないのか。
もう少し、改善してほしい。

いずれも一長一短はある。

Eclipseに慣れていない人はためしに使ってみる価値はあると思う。